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善導寺ご案内
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善導寺ご案内

善導寺は、京都東山の知恩院を総本山にいただく浄土宗寺院で、山号を海鐘山、院号を悟眞院と称する。
嘉吉3年(西暦1443年)に音誉聖観上人によって開創された(音誉聖観上人は、のちに大本山増上寺の第三世となった)。
文明18年(1486年)には、鎌倉光明寺(現大本山)から信誉隆転上人が、第二世として入山し、「中興開山」と称せられた。


善導寺は、もと海寄りにあったが、たびたび水害に遭ったため、慶長10年(1605年)に、現在地に移築された。現在の本堂は、慶延2年(1749年)、大檀那であった塚本家の寄進で再建されたものである。
庫裏および書院は、本堂よりやや後に建てられたものと言われ、一部改築されてはいるが、往時の結構がよく残されている。



(写真左) ときどき特製のレーキで砂紋を描く。スチール製のレーキは拙僧がデザインして簡単な図面を書いて、鉄工業を営む檀家に注文して作ってもらった。直線や曲線の砂紋を描くと、本堂前庭の雰囲気が変わる。
(写真中) 雄渾な草書体で揮毫なさったのは誰だったか。かなり古いもので、かつて堂内にかかげてあったが、本堂正面に移した。
(写真右)本堂屋根の上にあるのは何だったかしら。ひごろあまり注意していないので拙僧にはわからない。テルボーこと藤森照信先生あたりに訊いてみたい。


観音堂の奥にある徳川家康の生母於大の方の位牌。戒名は「伝通院殿蓉誉香岳智光大禅定尼」。歴史の荒波にもまれ数奇な運命をたどった於大の方は、再嫁した久松家の墓に葬られた(久松家の墓は東浦町のとなり阿久比町の洞雲院にある)。



本堂に向かって左側にある阿育(アショカ)王塔。春には下辺が真っ赤なツツジにおおわれる。


庫裏玄関の正面には、佐藤勝彦氏の絵と江戸時代の櫓時計がある。櫓時計は、西蔵でほこりまみれになっていたものをここに移動した。H時計舗に点検修理したもらった。下段の分銅を引けば今でも動く。文字盤は「子丑寅・・・」という表示で、一周するのに24時間かかる。




宗派 浄土宗 海鐘山悟眞院
寺院名 善導寺
郵便番号 470-2102
住所 愛知県知多郡東浦町緒川屋敷
二区38
TEL 0562-83-3434
FAX 0562-83-3454
Eメール ogawazendoji@live.jp

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